カートデビュー

こっちがあくせるでこっちがぶれーきだ

 栃木県ツインリンクもてぎにて
 息子やっと身長制限をクリアし、ジュニア用カートに初挑戦。

 「追い越しや、スピンをしないでゴールできたら、もうひとつ上のカートに挑戦できるからね」

 と、係員が子ども達に事前レクチャー。

 息子が走り終わった後、私もむずむずし、カートに乗り込む。
 子ども相手に追い抜きをかけようかどうか迷いながら隣に並んだりして、どこかの男の子をびびらせる。

 「追越をしないで」という注意は子どもだけの注意かと拡大解釈をしていたが、大人はそんな「大人気ないこと」ことしないだろうということだったらしい。ああ、恥ずかしい。
 
 敷地内にあるホンダコレクションホールで、二輪、四輪の贅沢なコレクションをながめる。何度見ても楽しい。

 ミュージアムショップで『浜松オートバイ物語』(天野久樹著 郷土出版)を見つけ購入。
 毎日新聞静岡版の連載に加筆したもの。地元二輪メーカーの栄枯盛衰が描かれている。1990年ころの取材なので、戦後間もない頃にバイクメーカーの誕生に立ち会った人たちの証言を聞くのに間に合っている。


 南下して、茨城県筑西市のビジネスホテルに宿泊。
 川島駅の近くの、居酒屋といえば、本当に昔ながらの縄のれんのような店が並ぶ味わい深い場所だったが、奇跡的に美味しいレストランに出会う(「いのせ」というイタリアンと中華のシェフがいるお店です)。

 地方で偶然に手ごろなお値段で何を頼んでも美味しいお店に当たるのは、意外と難しく、全国チェーンの居酒屋で寂しく夕飯になることもしばしばあるので、今回は小躍りする。