ピアノレッスン1

 先月申し込んだピアノレッスンの初日

 私がどれだけ初心者なのか判断がつかないと先生が選んでくれた練習本は、
 「バーナムピアノテクニック ミニブック」というアメリカ人が作った指使いに慣れる本と、「ロマン派ピアノ小品集」でした。
 バイエルだと飽きちゃうと思ったのでしょう。

 ロマン派。音楽の世界では19世紀はそう分けられています。
 そういえば、トクヴィルも19世紀の人でした、などと思いながら楽譜集の解説文を読むのは楽しい。
 ああ、私、音楽を習っているのね(気分の高揚具合としては、アニメ「赤毛のアン」のテーマソングの「迎えに来るの迎えに来るのね〜」のところをを歌い上げている状態)。
 練習曲は
 2+3=5
 ぐらいの、本当に簡単なものなので、当然クリアすると、ものすごく先生が褒めてくれます。
 最初は、ヨイショっぽいなあ、と、思いながら、「こんなに速く進めると思いませんでしたー」などといわれるとだんだん、そう、私は褒められると伸びるタイプ。もっともっと褒めてえと、気分が良くなってきます。レッスン終了後には電子ピアノを買う気になってヤマハの人と商談をする始末
 (もらったヤマハのピアノのカタログの商品記号はにはYDPで始まっていて、バイクみたいです。YDAとかYDSとか。)
   
 ところで、使っているバーナムのミニブックは解説文によると《幼い初心者が音符を習いながら、併せてテクニック勉強を進められるように書かれた副教材》
 とのこと。
 
 どおりで、簡単なわけですね。生徒を褒めるのはレッスンプロのテクニックで、お金払っているから 当たり前らしいので、少し冷静になりました。
 幼い気持ちに帰って頑張ります。

 
 そういえば、今日はバレンタインデーでしたね。
 今年よく聞いたのは、女子からだけではなく、男子からもプレゼントされるようになったということ。少子化で購買層が減るのを見据えて、速くも仕掛けている感じです。
 
 我が家は豪快なチロルチョコ詰め合わせパックを息子にプレゼントして行事は終了。

 息子は「誰からもチョコをもらわない」という、自己防衛本能がかわいらしい目標を立てていたらしいのですが、朝から守れなくさせてしまいました。

 友達がもらうのが気になるお年頃なのでしょうね。