レース観戦

レーススタート前

 一人で夫と子どもに留守番をさせてサーキットへレース観戦。夫は毎週のようにバイクでツーリングに出かけているのでたまにはいいのだ。おかげさまで、この所、平日も日曜もない、メリハリのない日々を過ごしていたので気分転換になりました。
  
 行ったサーキットは宮城県の菅生。ピット近くで応援しているチームの様子を見、ピットエリアの屋上でホームストレートや様々なチームのドライバー交代の様子をを楽しみ、パドック裏に第2コーナー〜ヘアピンコーナーまで一望できる場所で、トップ争いのバトルに興奮し(というか、ハラハラし、のち、がっかりし)て、気がついたら、レースの間約4時間、観戦席に座らないまま、ゴールを迎えることに。
 
 後ろの車に猛追されても順位を守り通すということは大変なことですよね。私はこういう状況は絶対駄目で(なので、プロのレーサーにはなっていないわけですが)、順位よりプレッシャーから逃れることを選択してしまうんですよね。この性格的傾向が今までいろいろな壁を乗り越えられなかった要因なのかも・・・と、俯いてしまいました。そのようなこともあり、今日のレースで首位を守り抜けなかったドライバーにはとても共感してしまいます。
 そのドライバー、インタビューに「抜かれてしまってショックでした」と答えていましたが、どう意味なのか。マシンの調子が悪かったので自分のせいではないよという意味だったのか、自分の力が及ばなかったことがショックだったのか、なんだか人ごとみたいに言っていたので、面白かったです。
 
秋のレースはゴールの時間には日暮れが迫っていて、パドックを後にする頃には、ピットの蛍光灯の明かりだけが仄かに、ポーターや地面を照らします。その光景を見ながらサーキットを後にするのがいつもながらなんとも寂しいのですよ。