映画「バブルへGO タイムマシンはドラム式」

封切日の今日にさっそく見てしまった。
バブル時代をどう説明しているのか興味があったから。
ボディコンで、お金ばら撒き、という、よくある風刺そのままですこし肩透かしを食らった。肝心の、バブルが弾ける原因になったと言う法案をめぐるやり取りもについても拍子抜けする。でも、携帯電話が普及していない時代の待ち合わせ方法や、東京タワーの照明、机で平気で煙草を吹す、などなど、細かいネタは面白い。けっこう「そう、そう、そう」とうなずきながら見てしまった。
あのころは将来への(無根拠な)信頼感があった時期だったなあと懐古する。
ただ当時を振り返りたいのであれば、スカパーなどで、その頃の時代のドラマを見る方が面白いのかも知れない。当時の人々の振る舞いやら服装についての無自覚さ(当然ですが)が痛々しいので、より刺激的なはずである。