生命保険はくるしい

 生命保険がそろそろ更新になるので、見直しをとはどうですか?と外交員が訪ねてきた。
 私の入っている物だと更新すると掛け金が平気で1.5倍ぐらいになる。歳と共に疾病率が高くなるからしかたが無いのか。今入っているものは保障が十分ではないと言う。いつもそんなことを言って高いお金を払わせようとすると思い不機嫌になった。
 ただ5年前とはと違って、社会保険などの公的保障があることを隠蔽して、「万が一の時にはこのくらい必要だ」と脅してくるやり方からは変わっていた。批判も強かったのだろう。
 どちらにしても何かあった時のことを見越して、使うか使わないか、分からないものにお金を払っていくのは賭けに近い面もある。本当にいるものといらない物をじっくり検討しなければならない。生命保険に使うお金を投資に回した方が本当は良いのではないかとも思えてきた。
 
 しかも、生命保険の用語や見積書って本当にわかりにくい。医療保障を受けるためには80歳まで払いつづけなければならないなんて、(小さい文字で書かれているのだ)理解していなかった。

 それにしても、空気を吸うだけでも生きていくのにはお金がかかるなあ。