子ども疲れ

 昨日のバスツアーの帰路、ハイになった子どもがずっとケタケタ笑っていて、静かにさせろよと心の中で呪ったが、注意ぐらいじゃ静かにならない子どもだったかもと、西原理恵子+母さんズの『ああ息子』を読んで思う。その親は針のムシロだったのかもしれない。

 と、後になって思ったが、あたりかまわず騒ぐ子ども達に疲れてしまった。今日は子どもが行っている塾で、うるさい低学年の子どもに向って一喝。
 かなりイライラしている。自分のやりたいことが進まないからだ。ちょうど久米正雄の「ある受験生の手記」という、勉強がはかどらず受験に失敗してしまう人の話を読んだ(久米正雄本人は推薦入学で受験知らず)。とても嫌な気分になっってしまったのだ。

 夕方またまた地域の行事で小学校に子どもを連れて行く。
 体育館での無料の映画鑑賞と校庭での花火大会。花火大会と言っても、おもちゃの花火。バケツを囲んで遊ぶ方。大勢で花火をつけたのでものすごい煙。子ども達はみんなケホケホいいながらどんどん火をつける。すっかりいぶされてしまった。