梅雨が明けたー

 永遠に明けないのではと思った梅雨が私の住む地域(東北南部)でも今日明けたらしい。曇り空の低温の空の下だったので午前中はあまり体力を使わずに自転車で図書館に行くことが出来てほっとしていた。図書館で調べ物に夢中になっている間に夕方になり、館外へ出ると知らぬ間に梅雨明けの強い日差しがあ!日焼け止めや防止も持たず無防備であった。

 何を図書館で調べているかというと・・・調べているというより閲覧に近いのだが、私が生まれる5,6年前の新聞をひたすら読んでいる。私が子どもの頃親しんでいた街の様子や子ども文化の、その始を知りたいからだ。当時は隆盛を誇ったデパートが私がものごころついた頃にはもう姿を消していたりと、なかなか変化の激しい時代だったようだ。
 ため息ともに、あらためて驚かされるのは、引き上げ者住宅の火事の記事や、戦時中の混乱で間違って韓国に行く船に乗ってしまい14年ぶりに戻ってこれた青年の話など、戦争がついこの間だったことを思い出させること。そして農村部と都市部の大きな生活格差である。

 夜、私は公文の数学を解きながらちら見していたのだが、夫はボクシングの中継に夢中。亀田興毅を応援している人ってどのくらいいるのだろう。あまりにも幼い対戦相手を挑発した記者会見やどんなときでもため口をきく態度(演出としても)に、社会人として自分を正して正して生きてきた世の中のまじめなひとびとは共感を持てないと思う。

 対戦相手はチャンピオンらしく、効率の良いパンチをいくつも挑戦者亀田君に食らわせていた(と夫は言う)。もちろん判定に納得せず。