魅惑の読書会

読書会の夕べである。

都内某所にて、職業的文筆業の方たちに交じって参加させていただいた。
テーマの本は『ウェブ進化論』(梅田望夫著・ちくま新書)なのだが、準備段階で参加者があらかじめ会のテーマに沿った推薦本についてメーリングリストでリコメンドしていたので、話題の対象となる本はどんどん増えてゆき、『うらおもて人生録』(色川武大著 新潮文庫)などの人生へのヒントが満載の本に出会うこともできた。その広がりがすばらしい。

こういう場での発言に慣れていなくて、ちょっとしたツッコミを入れる時は楽なのだが、
まとまったことを発言しようとするととたんに余裕が無くなり、声が急に大きく早口になって恥ずかしかった。皆さんがちゃんと聞いてくれていたのでとてもありがたかった。自意識過剰だ。

私も代表(雑用係)をしている研修会でも今年は読書会をしてみたくなった。
テーマ本の選定が難しいけど楽しそうだ。

職場の同僚とちょっと前にリリー・フランキーの『東京タワー』で話しが盛り上がったことがある。彼女とは今何を読んでいるの?とチェックしあったりして、味気ない職場のちょっとしたアクセントになっている。