二日酔いの参観日

 昨夜、元同じ職場だった人たちと数年ぶりに合って飲む。

 楽しいく飲んだが、ここ数年に無い二日酔い苦しむ。

 幸い子どもの授業参観日に出るので仕事は休みにしたのだが、午後一番に学校に向う自転車のペダルが重いこと、重いこと。

 授業では、国語のテキストに合わせて「3つ願いが叶うとしたら、何を願いますか?」を児童に発表させる。
 何かを願うということは、今は無い物や足りてない物が浮かび上がってくるということである。これって結構プライバシーに関わることではないのか?個人情報保護にいそしんで、クラス児童の住所や保護者の名前も互いに知ることすらできないのに、片方ではずいぶんおおらかだなあ・・と思いつつも傍観していた。

 「金だ金だ!世の中金だ」と偽悪的に騒いでいるのは男子で、女の子は傾向として「世界中が平和になりますように」とか「家族が健康でありますように」という優等生的な内容が目立った。10歳くらいはそういう答えを言うことを期待されている(ことに無意識に答える)自分と自分の本心が同一で、偽善という感覚も無い年頃らしい。そういう意味ではまだまだ素直だ。

 うちの息子は、発表を自主規制してくれたが、(家の)ローンを払うと答える予定だったらしい。おカネの話しばっかりしているのかなあ、我が家は。