鬱々とした週末

 夢の中で職場で「会社を辞めてやる!」と叫んでいて、自分でも驚いてしまった。仕事がここ数日超弩級につまらなくてストレスが溜まっている。ドラマ「すいか」の最終話では同じような一日が始まるが同じ日はないと早川基子はある朝自分を励ます。そう、全く同じ日はない。退屈と思える平穏さの幸福にも感謝せねばならない。


 スカパーで昔のドラマや映画が見たくてたまらず、掃除の手を休めて「ゆうひが丘の総理大臣」などを見る。当時小学校から中学校の間に見たのだが、子どもながらに「こんな子どもっぽい高校生がいるか」と思っていたら、傍らで一緒に見ていた小3の息子がゲラゲラ笑っている。小学生の感性にはストライクの内容らしい。私も見ていた内容の次の展開やセリフが次々と思い出されてあれ?っと思っていたら、当時カセットテープに毎回録音し繰り返し聴いて楽しんでいたことを思い出した。恥ずかしいので実家に行ってそのテープ全部焼却したい。

 さて、連日のライブドア事件報道。読売新聞では堀江元代表取締役がマスコミに露出するたびに株価が上がっていたことで、マスコミがその役割を担ってしまったのではと検証している。

 小泉首相がマスコミ批判をしたのをきっかけに素直になってしまっているのだろうか?問題はライブドアの業務の実態の無さと、それを検証できなかったことであって、露出の多さではない。マスコミを利用する企業が批判されるということであれば、株主に企業の都合が良い情報(だけ)を提供するように管理する「IR(investor relations)」という名のマスコミ対策部門が企業にあることが、経営上当たり前のようにされているのはどうなのか?CMで企業イメージ広告を流すのはどうなのか?新商品の売上目標と実際の売り上げが大きく離れて悪くなることもあるが、それでも虚偽の発表になるのか。