間の一日

 休み明けでかったるいが、仕事に行く。同じテナントの某大手企業は「臨時休業」にして営業所を4連休にしていた。羨ましい。

 和泉元やがプロレスで勝ったという。プロレスと一口に言ってもいろんな団体、シリーズ戦があるのだろうが、やっぱりエンターテイメント性が強いんだなあ。

 昨日午後から、HONDAの提供で、日本テレビモータースポーツを扱ったバラエティ番組があった。バイクの後ろにのって時速300kmを体験した格闘技家が「モータースポーツはマシンの性能で戦う物だと思っていたが、それを操る人間の運動力がどれだけ高いことか。まさにスポーツだ」と言うような感想を語っていて、この番組の主題を旨く表現していた。私も本当にそう思う。心からすごいと思ったのはその格闘家と同じように自分の車をプロのドライバーに運転してもらった時だったが。見ているだけじゃそのすごさがなかなか伝わらないのがモータースポーツの難しいところである。


 読売新聞くらしと家庭欄で「変わる働き方 派遣法20年」という連載が今週載っている。 
 今日掲載されていた50代女性は、3ヵ月後との更新のたびに契約が続くかどうか心配でならないと言う話。3年以上同じ派遣先にいるので必要とされているはずなのに、社員としては雇わない。

 ○派遣社員であるなら、人事考課などというものはないので、要求された以上のことはやらないほうが良い。
 ○職場に慣れること=キャリアアップ ではないので、自分がその職場に長くいることで高く評価されることはない。
 ○新卒で、社会人としての常識がないレベルならともかく、あとは何年いても評価は変わらない。
 ○時給のアップは派遣会社が派遣先を見つけてくるという買い手市場の中では見込めない

 というのが、私が派遣社員として日頃感じていることだ。

 あと、いくらその職場に長くいても派遣社員は移動したての正社員の若ゾーに当たり前のように見下されるというのもありますが・・・(先日は「○○さんて○○できますか?」って日常の業務について聞かれたぞ)。
 
 そういえば、先月の国勢調査の際、派遣で働く人ってどんな業務についていても「労働派遣業」になることが分かった。
 国としては、各企業の直接雇い入れでない労働形態がどのくらいの規模になっているのかの把握が必要なので、統計としては正しいと思うのだが、よくよく考えてみると、派遣先の企業の方から見ても同じなんですね。

 私は今自分の業務をいかに簡素化できるか、できるものなら無くすことができるかを考えている。引き継ぎができるだけ楽なように。