競争ということについて

 ◇「女王の教室」の最終回の視聴率が25.2%だったとか、続編を映画が製作されるとか、朝のニュースワイドショーで伝えていた。続編、見たい。

 「女王の教室」で阿久津先生が6年3組の児童達にまずさせたのは、テストによる完全な順位付けである。
  思えば、現代社会において評価にさらされないということは残念ながら避けて通れない。学業の成績とか、営業成績とか分かりやすい評価から降りたとしても、ルックスとか、持っているものとか、より評価があいまいなものへの競争をしていたりする。

 そういう現実から目を背けてはいけないと私も思う。ただ、何をもって勝ちや負けとするかという価値観は様々であるべきだ。


 ◇ルックスという曖昧な評価に再び身を置くことになった片山さつき衆議院議員ミス東大時代と同じ髪型をしていることでずいぶんと話題を提供している。

  選挙運動中、選挙区の美容室に行った際に美容師から「片山さんのはレイヤードじゃないですね。巻き髪ですね」って言われましたから。と、本人が髪形について言い訳をしていたが、自分で自分の髪型がどのような状態か分からないくらい、この人は髪型の流行には疎いようである(という評価なんてどうでも良いくらい他の事では高い高い評価を受けてきたのだと思うが)。国会議員という全方向からの評価される人になってからは今までのようには行かない。
 「私を誰だと思ってんのよ」発言はずいぶん自信があふれていらっしゃるようなので、ぜひ頑張っていただきたい(別に好きじゃないけど)。