佐渡旅行②

旅館から臨む加茂湖

 朝5:30起床。朝風呂に行ってもまだたっぷり時間があるので、何気なくCATVのサガテレビにチャンネルを合わせてみたら、ドーする佐渡の観光というようなテーマで、関係者が出席しての討論番組が放映されていた。
 平成3年の年間観光客数121万人をピークに平成16年にはほぼ半数の66万人まで減っているという。観光客の減少に歯止めをかけようとタレントを動員してのツアーも計画もして、登山家の野口健との自然学校ツアーは40人の定員に達したが、松尾貴史との歴史探索ツアーは80人に対して20人しか集まらなかったとか、けっこうあからさまに公開されていて面白かった。
 
 レンタカーを返す時間が迫っているので、9:00には両津郷土博物館へ。海と加茂湖両方に挟まれて漁業が盛んな地域の昔ながらの道具や船の展示がされていた。特別展示の現在の両津と昔の町並みを比較した写真展が面白かった。
を大きくした。この椎崎温泉の私が泊まった旅館の隣は潰れていて、かんぽの宿はピカピカだった。民業をやっぱり圧迫していると思う。

 ロビーにあった地域の狛犬の調査の本が面白かった。狛犬はけっこうチャーミングな顔をしているのだ。もちろん市の調査委員会がてがけているので、みうらじゅんのような動機とはかけはなれていて、そのような表記はどこにもなかったのだが。

 息子に海で遊ばせたいと、博物館近くの海岸に行く。護岸工事がしてあり、人工的に作られたようで、私が知っている外海のダイナミックさと全く違って波が少ない。海水のしょっぱさをなめて楽しんだ位で時間が来てしまった。

 また、ジェットホイルで新潟港まで戻る。

 昨日新潟港の待合室におもちゃを忘れて来た息子はそのことを思い出すたびにへこんでいたが、チケット窓口でだめもとで聞いてみると、何と届けられていた。見つかった時、表情がぱっと明るくなり。自分から職員の方に自然とお礼を言えていた。

 にいがたふるさと村に寄り、 18:30帰宅。

 今日は家から一番近い花火大会。

 庭にキャンプ用のテーブルセットを出して花火鑑賞。

 まずまずの充実した短い家族旅行の2日間であった。