佐渡旅行①
朝3:35に目が覚めてしまう。NHKでMUGICBOXを放送していた。90年代の映像と当時のヒット曲が流れる。まだ髪の毛の色が皆黒いから90年代前半だなあと推測しながら、かかっている曲は安室奈美恵のキャンユーセレブレート。サビのところ以外は歌詞も曲もひどいと思った。お祝いの席で歌って良いの?この曲。
8:00出発。途中会津若松でお墓参りをして、12:30に新潟港着。
佐渡まで、乗り物酔いをする息子のことを考えて揺れの少ないジェットフェリーで行くことにする。
インターネットの予約状況を見ている分には、席に余裕があったのに、いざ券を買おうとすると、一番早く乗れる便は満席。1時間以上ターミナルで足止めを食うところだったが、キャンセル待ちが出て、出発1分前に乗れることになり、慌てて改札まで行く。
あっという間に佐渡港着。予約したレンタカーを借りられる時間まで、港の喫茶店で時間をつぶす。表から見てもわからなっかたが、マージャンゲームに常連さんが夢中になっているような店で、居心地は良くなかった。入り口に猫がデンと寝そべっていて、踏んでは大変と息子はそーっとまたいていた。
レンターカーはホンダライフ(軽自動車しか空いていなかった)。これが、結構乗り心地が良い。
佐渡といえば佐渡金山。罪人がこの地に流され、過酷な労役を負わされていたというイメージのみあったが、実際は鉱山職人が採掘していた。無宿人(勘当などで戸籍がなくなった人)や罪人が金山に連れてこられるようになったのは、金の生産量が減り、鉱山経営が悪化した江戸末期だったらしい。
佐渡金山といえば罪人というイメージはTVの時代劇の影響か。
インターネットで予約した椎崎温泉の旅館に泊まる。夕食は地元特産のべニズワイガニが1人1杯ずつ(身がほとんどない)、イゴネリ(海草を固めてそうめんのようにして食べる)、お刺身が出る。
突然、緞帳が開き、民謡ショーが始まる。カラオケに合わせて、踊り子さんたちが原色の衣装を着てゆっくりゆっくり手を振り、足を摺る。笠を深くかぶっているので、顔も見えず。3曲で舞台のそでから消えショーが終わるが、あれは何だったんだ?という食堂内の雰囲気。拍手もまばら。 佐渡おけさを楽しみにしているお客さんもいるんだうからという、旅館の使命感なのだろうか?それとも地元の有志が踊りを披露する場所を求めているのか?民謡ショーの発注と受注の需要供給関係もわからない。