東京で寄り道

 昨夜は大塚北口目の前の「大塚R&Bホテル」に泊まった。徒歩2分と書いてあったが、実感としてもっと近い。案内の時間より実際の感覚の方が短いと言う珍しい例である。

 新しいホテルなので、宿泊客の必要不可欠をちゃんと分かっている。清潔な部屋とお風呂や洗面所、ウォッシュレット付トイレ。一人で寝るにはそれで十分だ。しかも、1Fには、24時間営業の山下書店があるので、退屈したらいつでも行ける。

 しみじみと一人で缶チューハイを飲んで、その日の楽しさを思い出していた。


 朝、5:30に目が覚めてしまう。日テレでこっそりとやっていた視聴者の意見について答えるという番組を見る。ちょうど私が毎週見ている「女王の教室」についての意見が延べられていた。子どもに対してあの先生はひどいという、あまりにも当たり前の意見ではあったが、番組プロデューサーがこれからの展開を簡単に説明し、視聴者の意見にお答えするというよりは反論するという番組でした。

 サービスで食べられるパンとコーヒーを飲んで、映画「チームアメリカ」という、操り人形の映画を渋谷まで見に行く。この間、昨日の講座で一緒だった人が同じ車両に乗り併せていて、びっくり。
 だって、山手線ですよ。何本本数あるんだ?しかも同じ車両。
 都内でまさか不意に声を掛けられるなんて思っていなかったので、私、落し物をしたか、なんか迷惑なことでもやっちまったのかな?って反射的に身構えてしまった。

 さて、「チームアメリカ」、テレビで、金正日の人形が「アイム、ロンリー、ソー、ロンリー」と歌っているシーンが目玉のようで、たびたび紹介していたが、都内で見られるのは渋谷と池袋の2箇所のみ。なんせ、R18指定だ。

 R18指定になるとは、どんなさしさわりがあるのか? ポリティカルな所なのか?と理由が分からず見に行ったが(相当並んで席が取れないのでは?と思って早くホテルを出たが、半分くらいの入りだった)、すぐに理由が分かりました。

 とにかく、下品下品下品下品&残酷残酷残酷だからです。

 上映中はかなり笑いましたが、子どもには見せられません。


 正義ヅラするアメリカも、リベラルを気取る映画監督も、平和主義者ぶってギャラだけは高いハリウッドスター達もみんなクソダクソダクソダクソダ・・・そういう映画でした。

 それにしても、人形のつくりの精密さ、話のばかばかしさというか、面白さは見ものです。

 但し、付き合って一度目のデートでは見に行かない方が良いと思うけど。



 お昼を食べて、憧れの巨大書店巡りとして、渋谷のブックファーストへ。歩き疲れるほど書店内を巡り(その割には2冊しか買わなかった)、埼京線で大宮へ。渋谷駅の埼京線ホームは遠すぎだ。