考えるほんと

 ジャーナリストの日垣隆氏主催の「文章講座」に参加するために、東京へ向う。100ページを優に超える資料を読んでから参加しなくてはならないので、新幹線の中、大宮から乗り換えて埼京線の中、山手線の中、で目を通していたが、あっという間に目的地の最寄の駅についてしまう。
 近くのホテルのレストランでお昼を取りながら、やっと読了。


 講座は実務的な文章の要諦や、企画書の目指す所、書く前に行うこと等、示唆に富んだ内容で、予定時間を延長。
 参加者全員にオークションに掛ける物を持ってこさせ、プレゼンテーションもさせるという課題付で、会場は盛り上がっていた。

 
 講座を受けて、考えるヒント、書くヒントをたくさん貰った。

 自分でも色々なテーマでもっと書いて見たいな、と欲が出た。

 講座が終わってもなかなか帰り難いという人たちで、飲みに行く(必ず「飲み」が入る私)。
 突然十数人で押しかけて空いている飲み屋さんで、流行っているところのわけがなく、
 予定外に客が入ってしまい早く帰って欲しいなあという店員さんの態度がわかりやすかったが、料理はちゃんと美味しかった。オークションで私が落札した宮古島雪塩という片栗粉のようなサラサラの塩を皆で天ぷらにつけて食べたら、めちゃくちゃうまい。皆で美味しさを分けあえるという体験も嬉しかった。

 早く店じまいしたいと言う態度とは裏腹になぜか、お店でサービスで出してくれたわらび餅で、「最近『わらびー餅』って売り声をよく聞く」と、中部地方の方の発言。福島だけではなく、けっこう全国区のフランチャイズだったのか・・・。
 「最近は『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』じゃなくて『わらび餅屋はなぜ潰れないのか』だよね」という発言にウケてしまった、とても楽しい飲み会でした。