買い物で疲れる

 本だけあればよいなどと思ったのが遠い昔に思える。急にバッグが欲しくなってしまった。仕事を定時へ終わらせデパートに向う。最初はほんの少しの予算のつもりだったのだが、やっぱり様々なデザインを見ているとその流行の元、オリジナルのブランドが結局欲しくなってしまう。予算との折り合いがつかず逡巡しつつ結局何も買えずに閉店時間に。この週末バッグを買うためにつぶれてしまいそうでウンザリする。欲しいものは買いたいけれどお金を使ってしまうというストレスはどうにかならないものか(何を言っているのだ)。
 夜「笑いの金メダル」で鉄拳とパペットマペットが一緒に出ていた。ひょっとして同一人物では?という私の疑いはあっさり却下されてしまった。

 『白洲次郎的』(勢古浩爾著 洋泉社新書)を読み終わる。出たばっかりのようで(発行日は12月20日と記されている)、例えに上げられている人物がまだホット。
戦後間もない頃にTシャツとジーパンを着こなしているかっこよすぎる写真で有名でGHQと交渉に当たった人という知識しかなかったが、近頃気になっていたところに勢古浩爾がテーマに選んでくれたので、書店で見つけるやすぐに買った。白洲次郎というあるべき男の姿を得て持論が生き生きと展開されている。私はかなり気に入った。しかし、勢古浩爾氏の本ってどんどん出ている。固定ファンが多い?。