雨の水天宮

 朝、生放送のテレビ(「スッキリ!」)で極楽とんぼ加藤浩次が泣いていた。キャスター就任3ヶ月で自分の相棒の不祥事について伝え、お詫びしなくてはならないとは、このときほど自分の引き受けた仕事を恨んだことはなかったのではないか。極楽とんぼの山本は任意徴収を受けた段階で吉本興業から解雇されている。島田紳助の暴力事件の時に比べて判断が早いし、厳しい。少女を相手の不祥事だから事実としたら島田紳助より罪が重いかもしれないが、今日他の番組を見ていても島田紳助との比較の話は出てこない。ふれてはいけないことなのだろうか。
 
 郷土の開拓史についての資料などを探しに、久留米藩士が開拓に来た時に建てた水天宮を通り、地域の公民館へ。
 水天宮の境内にはちょっとした遊具があり、子どものころは良く遊んだ場所である。固定するセメントが乾かないうちにつけてしまった小さい私の足跡もある。
 当時から約30年が経ち、木々も枝を大きく伸ばしているので、葉が茂る今の季節は空があまり見えない。

 資料館はシャッターが下りていた。公民館の職員に尋ねたところ、開けることはできるが、開けて欲しいの?と面倒くさそうに念押しされ、一般公開日を待つことにする(気が弱い私)。

 午後から『千円札は拾うな』(安田佳生著 サンマーク出版)を読む(タイトルが秀逸)。すっかり景気づけられた気分。今やっていることは3年後の自分のためになるか?と点検する。