雪と傘

 先日、バスの中に傘を忘れてしまった。降りてすぐ「はっ」と気づきすぐに戻ることはままあるのだが、忘れたことをしばらくの間忘れてしまったことは自分の中でもめずらしい。余程ぼーっとしていたのか、傘に存在感がなかったのか(両方のような気がする)。

 天気予報で雨が降ると言っていたので、昼休みに傘を買ったが、結局降らなかった(翌日晴れの予報で傘を持たずに出かけたら、雪に降られた)。

 買った傘は薄いピンクの折りたたみ傘。最近買った財布もピンクだった。香水もピンクのビンだった。少し前までは凛とした青系の色が好きだったのだが、自分のキャラクターに色味が乏しくなってきたので、可愛い色に惹かれるのだろうか。

 
 今日も冷たい風雪の中帰宅。新しい折り畳み傘は差すのが面倒で、まだ使っていない。