目が覚めると晴れ

みなとみらいの風景

 昨日の雨から一転して朝起きると晴天。
 一緒に泊まっていた友人と、昨日式を挙げた新婦と3人でゆっくり昼食も兼ねた朝食を摂る(新郎はお酒を飲まされ過ぎでダウン気味)。

 一番郡山まで時間のかかる東北新幹線「なすの」で職場の人が貸してくれたリリー・フランキーの『東京タワー』を読む。クライマックスのところで涙ぐみながら読んでいたら、ちょうど社内販売の人が通りかかり、目が合ってしまいかなり恥ずかしかった。
 『東京タワー』おかんのように、の息子のためにあんなに愛情を注いでおいしいご飯をつくって働く母親の姿に憧れる。私はあそこまで子どものために生きられるか自信が無い。

 そういえば、JR東日本の社内誌「トランヴェール」の名物巻頭駅弁紹介ページがなくなっていた。

 映画館の招待券を持っていたので、上映開始時間が合っていた「有頂天ホテル」を見る

  
 見ている人が少ないのも要因だろうが、「ここは面白いぞ」というところで、笑い声がきこえない。静まり返った館内で一人笑うのも恥ずかしく、こんなだったら、自宅で見たほうが気を使わず楽しいのではないか?とすら思う。

 「THE有頂天ホテル」では、佐藤浩市大河ドラマ新選組!」の芹澤鴨のまんまの演技で、最後に新見錦役だった相沢一之が「また酒飲もう」と話しかけるところと、オダギリジョーが、外見がステーヴ・ブシェーミだったところが私の中ではポイント。
 様々な仕掛け、複線の効果が現れた時(伊東四朗が白塗りになる、部屋をぐちゃぐちゃにする宿泊客の正体が分かるとき、など)に面白みを感じる。しかし、三谷幸喜は、まさか、あの映画で感動させようとなどしていないですよね。