こんな一年でした

 年も迫って、とうとう風邪を引いてしまった。
 年末は息子の誕生日もあり、プレゼントの買出しやら、ちょっと凝った(様に見える)料理を作ったりやらで、やることが多いのに、体がだるくて参った。

 主役の息子の意思に反して大人たちでポンジャン(「アノア」製)を囲んで盛り上がってしまい、一人負けた息子は悲しくて涙をためていた。まだまだ弱虫だけど、いろんなことが分かってきて成長したなあと思う。そろそろ物心がつくころか。自分を取り巻くかたちがはっきりしてくるなかで、「分からないこと」が増えて来るはずだ。それを知りたくて早く大人になりたいと思ってくれたらと思う。

 一年を総括しててみようかなと思い、お風呂に入りながら、料理をしながら、掃除をしながら、仕事をしながら今年について巡らせた。
 
 私の今年を1文字で表すと「散」という字ではないか。

 自分の仕事で余っているエネルギーを外に向けた一年だった。
 北は雪のサーキットで走るためだけに北海道に行き、南はレース内側から見るためにマレーシアへ行った。
 

 委託をされたセミナーで今年はずいぶん時間を費やしてしまった。しかし、かえって忙しい方が空いた時間を使って他の事も量をこなせた気がした。いつでもできると思うのはかえって精神上良くない。

 来年は形になる物があるようにしたい。