激昂公務員

 なんだか今日はものすごく怒られた。10年に一度あるかないかの破格の規模の怒られ方である。
  秋の終わりごろに開催を委託されている某業界外郭団体のセミナーの協力の件で、行政の担当者とのやりとり。

 こちらが依頼文を出しっぱなしで昨日1日連絡が取れなかったことについてだ。
 
 その点では落ち度ががあったので、朝連絡し、担当者不在だったので昼前にまた電話する(私は仕事中は私用の連絡できない)。

 電話のはじめから行政担当者は私の不手際に怒って、本題に入ってくれない。謝れば謝るほど相手の怒りを増幅させているようなので、私以外の連絡窓口を作ると申し出たところ「そんなの、そちらで勝手に話してください」ですと。

 これはもう、怒りたいだけなのだとあきらめ、現にこうして電話しているではないですかと用件を聞こうとしたら「開き直る気ですか」「それが物を頼んでいる態度ですか」と、ケンカ越しである。「タダでさえ忙しいのに余計な仕事を増やしてしかもなんでこっちが連絡取りたい時に取れないだアホ。でも、私は仕事が出来るから『できない』って言えない。だからこんな面倒くさいことを依頼するお前がわるいんじゃー」という心理的状況ではなかろうか。

 これ以上話しても無駄だと思い、電話を切った。依頼をやめようと思ったが、連絡の取りやすい他のスタッフにお願いして担当を代わってもらった。

 この激昂する行政の担当者、先日も「こっちは組織で動いてるんですから!!」と、「事件は現場で起こってるんだ!!」式言い切り方をしていたが、物を頼んできた市民には何を言っても良いというのも組織でのやりかたなのでしょうか?