子どもはいかにスキーを覚えるか
一年ぶりに家族でスキーへ。最初は子ども用施設が整っていそうなアルツ磐梯へ。3連休の初日であって、かなりの混雑。お昼を取ってからレンタルスキーカウンターへ行ったところ子ども用、女性用スキーはすべて貸し出してしまったとのこと。結局駐車場代払ってお昼を食べに来ただけになってしまった。
これに懲りて道路沿いのレンタルスキー屋さんで借り手から、比較的空いているリゾートスキー場(猪苗代スキー場は駐車場に入れず)で滑ることに。
ほとんど滑ることができない低学年の息子。なだらかと思える斜面で少し練習しただけで、夫はゴンドラに乗せて頂上まで連れて行ってしまった。
・・・・それからは大変でした。急斜面は抱えて一緒に降りて、なだらかなところは一緒に滑ろうと思っても、自分でコントロールが全くできないのだから・・。私も「ハの字!ハの字!」とあたりをはばからずスパルタな母になってしまった。
唯一滑れるのはほとんど角度が無いラブリーロードという迂回路。迂回路だけあって時間がかかるかかる。ゆっくり滑るのも結構疲れるのだ。
ところが、低速でスキーの板の挙動をコントロールするコツを覚えたらしく、最後の斜面では見事にボーゲンで滑ることができるようになった息子。
能力にあった条件を与えるとその中でちゃんと成長するものなんである。あれほど泣きべそをかいていたのに(心の中では私も)、滑り終わる頃にはニコニコしていた、現金な親子である。
路面状況が悪ければ、チェーンを掛けようとノーマルタイヤで出かけてしまった。結局凍結路でも渋滞していたのでそのまま走りきった夫。私は雪上レッスンの甲斐なく、役にたてませんでした。