昭和50年11月の新聞

 子どもの参観日は午後だったので、午前中に図書館へ。昭和50年11月の新聞を読みたかったのだ。郡山市西友、丸井、ダイエーがこぞって開店したこの年の秋。地元デパートとの安売り合戦などは記憶に残っている。
 昭和50年11月から12月にかけて、公労協のスト権ストが8日間も行われていて、国鉄、郵便などに影響を与えていたらしい(まったく記憶にない)。国鉄のストに負けずに石川町から郡山市内に片道40kmを自転車で通っている高校生の記事がほほえましかった(と言うよりは涙ぐましい)。
 自分が子どもの頃の新聞を読むのがこんなに楽しいとは思わなかった。あぼろげな記憶をたどり、現在との相違点に驚きつつも、今の時代に起こっている諸問題は常に30年前にもあったことの再発見など、読み始めると時間はいくらあっても足りない。30年前への時代への興味が止まらず、帰りに近くの古本屋で71年のカーグラフィックと74年のモーターファンを購入。カーグラフィックにはランチアストラトスの試作デザインが載っていて楽しい。モーターファンには「石油枯渇時代」という記事が。オイルショックの真っ只中だったのだ。
 
 今日はタイムスリップグリコの昔の雑誌のミニチュアつきの発売日だったと思うが、セブンイレブンに行ってみたら無かった。大人買いされたのか?私の記憶違いか?

 午後から子どもの小学校へ。相変わらずオーバーリアクションで他のお母さんの笑いを誘っていたわが息子・・・。
 子どもの幼稚園が一緒だったお母さんが下のお子さんが卒園なので謝恩会の準備で大変だと言う(その幼稚園は謝恩会に先生向けに保護者が派手な出し物を行う。私の子どものクラスでは大流行だったテツ&トモをやった)。しかし、今年はあんまり大掛かりにやらないよう申し合わせているとのこと。「よかったー。もし今までどおりだったら、今年は絶対マツケンサンバをやらされていてラメの服で踊らなくちゃならなかったかも」とホッとしていた。