暗い思い

 小山市の幼児誘拐殺人事件は本当に震えるほどの人間の愚かさと怖さを感じる。火曜日まで視聴者が思っていてもTVのコメントにのぼらなかった被害者の父への非難が父親の会見を経て解禁になったかのような噴出ぶりである。被害者の父親は自分の見栄より大切なものを見失っていたと私は思う。
 
 元チェッカーズ藤井フミヤのコメントにはなぜお別れ会に全員揃うことを拒絶したかについて触れられていない。冷たい感じがした。大変ですなフミヤブランドを守るのも。

 最近、午前中と午後の気分が違いすぎて困る。午前中は鬱々。「東電OL」の気持ちはこんな感じだったのかと思ったり。
 
 『巨怪伝』、早く読み終えたいのにまだかかっている。今は原子力の父としての正力松太郎の所。プロ野球やTVの生みの親としては知っていても、原子力の父としての正力氏について知ることはなかったなあ。そのことは、ここ20年の反原子力の雰囲気の中であまり宣伝されていなかったのだろうか。