「純情きらり」戦争終わる

玉音放送をドラマの登場人物が聞くこともなく、週が明けたら「戦後」にドラマが進んでいた。あわや義兄の東吾さんとイケナイ事にとも思わせておいて(視聴者からそのようなドラマの展開に怒りの投稿が読売新聞に掲載されていた)、健気に生きている桜子さんである。主人公がその時その時に一生懸命過ぎ、短い間に展開がどんどん変わっているので、逆に不誠実にさえ見える。現実は人間なんてその時その時の誠実さを重ねていくしかないのだけれど。