こちらも怖い

 耐震偽装の物件が「姉歯物件」だけにとどまっていないのでは?と報道され、危険な建物は膨大な量に達するのではと心配されている。行政でもこれ以上対象が拡大すれば、購入者への補助も約束できなくなるのではないか。

 建物さえ頑丈であれば我々は安心していられるかと言うとそうではない。私は職場の倉庫にいるといつもここで大地震が起こったらやばいなあと思う。物流が本業の会社であれば、作業中にヘルメット、安全靴着用が義務付けされているだろう。しかし、職場の倉庫には考え無しに重いものが力任せに棚の一番上に置かれている。そういった危険性は想像されることは少ないようである。販促品の折りたたみ自転車には直撃されたくない。