9月尽

 職場の送別会。久しぶりに職場の飲み会でくつろげた気がする。いつも送り出す側なので、誰が去って誰が来ても特に感情が動かされることがなくなってきた。
 次に自分がどこの部署に行き、どこの都道府県に行くのか読めない人生というのも結構過酷ではないか。当たり前のように辞令に従っているが、企業とは酷だなあとも思う。反面、信じられなくくらい仕事ができない人でも、雇用は確保されるのだから、幸せなのか?


 1年ぶりに社内での2次会のカラオケに行く。やっぱり人の歌を聞いている時間がもったいない。自分も歌いたくないし。その時間ふつうにみんなとお話しがしたかった。

 カラオケの画面もちょっと見ないうちに、選曲している間などの空き時間に宣伝の映像が流れるようになっていた。お金になるものは全て売る。だんだん世の中のスキマが埋められてきている。