納豆キング

 朝、TVに谷原章介が納豆キングという肩書きで芸能ニュースに出ていた。ふふふふ。

 じゃあ、楽しい朝だったかと言うと、体も気持ちも重い。気持ちが低空飛行なので、立ちくらみがでたりと、体もだるいのだが熱が出るほどじゃないところが中途半端。

 仕事が退屈で、月の中でも谷間に当たる比較的暇な時期で、よほど早退して映画でも見ようかと考えていると、一本の内線電話が・・・。

 他の人が切った、900万円超の支払い伝票が届いていなくて計上が間に合わないとの内容。
 
 行方不明になっていた伝票を見つけて、修正して間に合わせた。ちょうど良い退屈しのぎでした。

 ここ数日『起業バカ』(渡辺仁 著 光文社ペーパーバックス)を読んでいる。消費者問題とも言える、内職商法マルチ商法から、フランチャイズ商法などの個人事業者としての失敗の事例がたくさん載っている。
 消費者としてだまされる場合とは事業でだまされ、失敗した場合の被害の規模は桁が違い、その後の生活もかなり悲惨なものだ。
 この本に出てくる起業で失敗した例を読むと、「経営者に一度なってみたかった」という、自分を特別な存在として捉えたところから起きている不幸だという所が共通して感じ取れる。このあたり、だまされる消費者にも似ているところがある。自分だけ特別に得をするという感覚と同じかもしれない。自戒を込めて。