選べることは難しい
◇先週、昨年の合計特殊出生率がまた史上最低値(1.289)だったと報道されて、少子化を嘆く声が聞かれた。
少子化が進んでいる理由として読売新聞は20代30代のフリーターの増加をあげている。
確かに、生活が安定しないと結婚どころではない・・か?
企業は、自社の利益になることならすぐに社会の趨勢を取り入れるので、男だと言うだけで一家を養えるような好条件で雇うということを手控えるようになってしまった(つまり男女雇用均等だ)。
男と言うだけで好条件でなくなったのは、女と言うだけで賃金安くて当然という条件を飲んできた側にしてみれば溜飲が下がる気もする(主婦と言うだけでパート条件で雇えると思われたりもあるが)。
これからは、家族を養うという気骨より、共同で収入も子育てもというのが理想ではなく現実となっているといえるかも。
今は、子どもを産む、育てると言うモチベーションもあんまりない。
選べる自由は生き方が様々になることだからしかたがない。
「あなたらしく」と、消費を煽り続けてきたんだから。
我が家も一人しか子どもがいないので、人口減少に貢献している。
子どもを公立の保育園に預けながら働いていた時に、これで二人目を生んだら絶対仕事を続けられないなーと思ったことがある。
仕事を終えてから保育園に迎えに行くまでの時間のタイトなことやらで子どもがいるなら仕事するなと言わんばかりの環境だった。
もう、7年位前のことなので、今はずいぶん違っているかもしれないが、
私の職場には相変わらず子どもがいる母親は私以外いない。
◇ 目の腫れはひいた。そのかわり、唇が虫に刺されて腫れてしまった。
◇ 火曜日のエンジン「泣きたい時は、泣いたっていいじゃないか!」
最近はスズタクの方を見るために、本家を見ている気がする。