面白かった大塚ひかりの・・・

 大河ドラマに併せて苦手な日本史を学習する2年目の今年。まずは家にあった小学生用『平家物語』を読み、続いては『大塚ひかりの 義経物語』(角川ソフィア文庫)を読み終えた。
 大塚ひかりの義経物語 (角川ソフィア文庫)

 読んでいる時は女子高校生気分。というか、高校生の時にこの本に出合えていたなら・・と思えるほど、義経、弁慶に愛着がわく。弁慶ったらいきなりおかしな歌を歌って踊
義経記』の編集者を「私」とし、著者を「大塚」と分けて解説。『義経記』を中心に、そこには描かれていない義経大活躍の場は『平家物語』から持ってきたり、『吾妻鏡』の比較などもあり分かりやすい構成になっている。日本史や古典のサブテキストとしてもすぐれているのではないかしら。

 義経の彼女、当時の国民的アイドル静御前は京都で尼になったことになっている。が、私の地元にはなぜか静御前堂がある。静御前を祭ったところはここ以外にも数箇所あるらしい。そのくらいすごい有名人だったんだなあ。
 
 まあ、義経ゆかりの地など、数え切れない程あるでしょうが。


 昨日から楽天イーグルズが地元で試合をして、地元ニュースでもかなり大きく取り上げられている(県知事が投げた始球式の玉を新庄あっさり快打の図など)。が、「世間ではぜーんぜーん、まったく、楽天の話しなんかしていませんよ」と電話で話している声が職場で耳に入る。
 宮城を除くと確かにね。

 私は野球狂の詩のメッツと重ね合わせてしまう。