24年後の感慨

 TVは春の改変期。TVっ子の私は毎日TV欄を眺めては今夜のお目当てを探す毎日。TBS「あなたも歌わずに入られない昭和〜平成にっぽん歌謡全史」(タイトル長い!)4時間にも渡るので録画しながら見る。クレイジーキャッツが出るので楽しみにしていたが、今歌うわけでなく、昔の白黒のぼやぼやーとしたビデオを流し、いつもの植木等のお呼びでないのエピソード披露。植木等のあのしゃべりの間はいつも感心する。間でくすくす笑いたくなる人ってTVではあんまりいないし、とれないよねあんな間の長さ。
 思わず見入ってしまったのが寺尾聡のルビーの指輪。瞬間的に24年前、ザ・ベストテンを修学旅行で泊まった日本青年会館のロビーで見たことを思い出した。あのころ年取った寺尾聡があんなにかっこよく歌うなんて想像できなかったなー。20年という単位で思い起こせる長さを生きてきたことが少し嬉しくなった。 しかし、寺尾聡、サングラスをかけると宍戸錠に似てますね。
 松坂慶子の「愛の水中花」。ちょっとカラオケじゃないんですから。25年前に流行った言葉「ぶりっこ」を思い出した。